佐賀県は全国でも指折りの焼き物の産地です。
今回の目的は有田焼の新規の作家さんとお会いする事と唐津焼の新作を受け取りに、友人の作家さんが割竹式連坊登り窯を制作中なのでお手伝いに来ました。
彼は有田では珍しく磁器を薪窯で焼いている作家さんです。
初期伊万里や李朝系の白磁などを得意としています。
その作品は素晴らしく、有田焼では有名な人気の作家さんです。
今年の1月から1年近く掛かりましたがもう少しで完成です。
私が伺った時にちょうど屋根をのせる柱の組み立てが始まる時で2日間奮闘して参りました。
有田の中心地からは少し離れた山の中ですが、近くには有名な古窯跡があります。
目の前の美しい山並みに日が沈み焼き物をするには最高の環境です。
これから素晴らしい作品が次々生み出されると思います。
とても楽しみです。
今はまだ扱いはないのですが、窯が完成した後には是非取り扱いしたいと思います。