大分県トキハ本店で器のやまざき夏の器展開催

7月3日から大分の老舗百貨店トキハ本店にて器のやまざきプロデュースによる夏の器展を開催いたします。

4月からトキハ本店にて器のやまざきプロデュースによる企画展を開催しております。

現在、唐津焼新進気鋭作家さんによる、唐津焼三人展を開催しておりますが、第2弾として夏の器展を開催します。

蕎麦猪口を中心に涼を呼ぶ夏の普段使いの器をご提案いたします。

同時開催で有田焼の染付を得意とする上野尚子、鍋島の絵付師林百々子による二人展も開催いたします。

お近くの方はお越しいただければ幸いです。

なお開催の準備に行きますので留守をいたします。

お急ぎや注文は携帯電話の方に連絡いただきますようお願いいたします。

09031091325    器のやまざき店主山﨑英治

将来有望、新作家さん登場!

12月に有田に行った際、友人から将来有望の作家さんがいるとのことで紹介していただきました。

有田で染め付けの磁気を1点1点丁寧に手作りで作陶されています。

独立されたばかりで経験はさほど長くはありませんがやる気充分で将来が楽しみな作家さんです。

その際お願いしてあったサンプルが今日届きました❗️開ける瞬間はいつもドキドキわくわくで一番楽しみです。

今回は蕎麦猪口四点と豆皿一点でとても素敵な作品になりました。

蕎麦猪口は網かけ文、一松文、格子文、線文、江戸時代からある人気の柄を現代風に仕上げてくれました。

吹墨手の豆皿も重ね菊花が描かれていて楽しい1点になりました。

詳細はホームページで近々上げておきます。

よろしくお願い致します。

小鹿田焼の里に来ました。

年内のあいさつと新規の注文に小鹿田焼の里、日田市源栄町に来ました。

相変わらず山あいの静かな村はゆったりとした空気が流れているような気がしますが、ですが窯の方は大忙しだそうです。

近年手作りの良さが見直されメディアなどで取り上げられたこともあり人気が高まっています。お店も陶工さんとの信頼関係で成り立っていますので足繫く通いコミュニケーションをとった方が注文も受けてくれますし話が早く済みます。

年内まだ一回窯焚きするとの事でしたのでお客様から要望のあった鉢を注文してきました。

こちらは深さが高台を除き4センチほどありますので蕎麦がきや煮物、鴨やキノコなどのつけ汁蕎麦の器としてもお使いいただけると思います。大きさは4寸で12センチほどですが、ご注文いただければ5寸15センチもできます。用途によって使い分けされるのも良いかと思います。

薬味入れも御座います。詳細は後日アップいたします。

有田で新たに協力して下さる作家さんが加わりました。

以前唐津の作家さんの窯焚きを見学に行った際にたまたま陣中見舞いに来ていた作家さんとお会いしました。

その方は有田で磁器を焼かれている作家さんでタイミングが合わず拝見する事が叶いませんでした。

今回は事前にアポイントをとりました。

柿右衛門窯から奥に入り素晴らしいところに窯を築かれていました。

有田では珍しく磁器を薪で焼かれている数少ない作家さんです。

工房はギャラリーも併設されキレイに整理され心地よい空間が作られています。

気さくな奥さまと快く迎えていただきました。

ご自身で作られた茶器を使って美味しい中国茶をふるまっていただき感激です!

私の主旨をお伝えし協力していただける事になりましたが、かなり手の込んだ物を作られており値段的にお蕎麦屋さんが店頭で気軽に使える値段ではないと無理なお願いを伝えるとなんとかやりくりしていただけるお約束していただきました。

焼き物談義に花が咲き長居してしまいましたが話もまとまり 蕎麦猪口をお願いすることになり、

かなり凝った柄の染め付けの蕎麦猪口をサンプル以来して帰りました。

私の不勉強ですが、後で友人から聞いたところこの方は有田では有名な陶芸家で巨匠の域だそうです。

そんな事も知らず気軽にお願いしてきました。無礼をお許し下さい。

写真は当店で扱う事になった豆皿です。

手塩皿という方もいます。波文六角と菊花の型打ちで素晴らしい作品です。

それと5寸の平皿ですが、型打ちした後素焼き絵付け本焼きとかなり凝ったお皿です。お値段もそれなりですが、食事された時の満足感は保証します。

佐賀のグルメのお話しです。

佐賀県には美味しい物がたくさんあります!

大部分を海に囲まれているため海産物が豊富で、フグやアジサバは大分のイメージですがこちらも負けていません!

こちらは波佐見のシルクロードさんと言う居酒屋さんです。

厳密に言うと長崎県ですが有田は県境に近いのでくるまで20分です。

東京ではまず見ないサバの刺身です。右はカワハギの刺身でもちろん肝付!

フグの薄作りもいただきましたがどれも千円以下の激安です。

大将が毎朝漁師から買い付けるお魚はどれも新鮮で絶品です。

佐賀は長崎に負けず劣らずチャンポンやさんが多くとても美味しいです。具沢山でボリュームがありとんこつスープが主流です。

こちらではチャーハンと言わず焼きめしと言いますがこれもまた美味しいです。セットによくなっていますが、最強タッグとしか言いようがありません!

こちらのラーメン太郎さんはほぼ地元客のお店です。

チャンポン小焼きめしセットで950円です。

えっ?これで小なの⁉️

佐賀県は食べ物でも楽しみなところです。

SAGA佐賀、松雪泰子も佐賀、公表してねぇ🎵

有田の古窯跡の散策に行って来ました。

有田の作家さんにとって古窯跡の物原(出来損ないの捨て場)は宝の山のようなもの!

陶片は生で見られる大事な教科書だからです。

割れてないと見られない器体の厚さや土の質、高台の削り方などよく分かります。

法律で持ち去ることは出来ませんが見て研究することはいくらでも出来ます。

今日は有田で人気の作家さん二人に案内されて古窯跡の散策にやって来ました。

こちらは登窯があった場所で段差の境がはっきりと分かります。

こちらはまた別の窯の物原です。

1610年頃稼働していた古窯跡で初期伊万里の名品や唐津焼も焼かれていました。

混在して捨てられています。

この事から唐津焼の過渡期に磁器が焼かれ始め時代が磁器に傾きかけていたことを物語っています。

400年も前の物がそのままそこに残っていることが奇跡だと思います。

当時の陶工さんの息遣いまでも感じられるような所です。

今日はお二人のお陰で貴重な物を見ることが出来ました。

感謝です!

波佐見焼の里に行ってきました。

波佐見は有田から車で20分ぐらいの割と近くにありますが、長崎県東彼杵郡波佐見町で有田がある佐賀県ではありません。

長崎大村藩領にありその歴史は古く有田同様1600年ごろから染付磁器がたくさん焼かれています。

有田と見分けが付きにくく骨董品などは混同して売られることもあります。

今回は染付磁器ではなく波佐見で作陶されている異色の作家さんをお尋ねします。

こちらでは主に急須と茶器を作られていて個性的で楽しいものは分かりです。

この地域で採取した陶土を使った焼締めやオリジナルのブロンズ釉などの急須は手にいれたくなる逸品です。

来年になりますがお取り扱い開始いたします。

今注目の作家さんです。

ご期待下さい。

佐賀にやって来ました。

佐賀県は全国でも指折りの焼き物の産地です。

今回の目的は有田焼の新規の作家さんとお会いする事と唐津焼の新作を受け取りに、友人の作家さんが割竹式連坊登り窯を制作中なのでお手伝いに来ました。

彼は有田では珍しく磁器を薪窯で焼いている作家さんです。

初期伊万里や李朝系の白磁などを得意としています。

その作品は素晴らしく、有田焼では有名な人気の作家さんです。

今年の1月から1年近く掛かりましたがもう少しで完成です。

私が伺った時にちょうど屋根をのせる柱の組み立てが始まる時で2日間奮闘して参りました。

有田の中心地からは少し離れた山の中ですが、近くには有名な古窯跡があります。

目の前の美しい山並みに日が沈み焼き物をするには最高の環境です。

これから素晴らしい作品が次々生み出されると思います。

とても楽しみです。

今はまだ扱いはないのですが、窯が完成した後には是非取り扱いしたいと思います。

備前焼のふるさと岡山県伊部に来ました。

当店主力の作家さんの住む岡山県伊部にやって来ました。

800年以上の歴史を誇る備前焼のふるさとです。

紅葉は終わりましたが山に囲まれた美しいところです。

前回は蕎麦猪口と豆皿のみのサンプルでしたが今回は蕎麦がきやつけ鴨蕎麦にちょうど良い4寸の鉢と、ちょっとした惣菜を盛りつけたり取り皿によい4寸の平皿、湯呑みとデザート用に使える木葉皿のサンプルが上がりました。

どれも素晴らしい上がりです。

東京に戻ったら詳細アップします。

新作のどんぶりの商談に美濃に行って来ました。

美濃焼き里、岐阜県土岐市にやって来ました。

美濃焼きは瀬戸と同様歴史のある窯がたくさんあり、古くは平安時代の無釉の物から安土桃山時代は織部焼や志野焼きで有名な窯場です。

こちらでは主に灰釉や粉引、織部焼を御願いしています。

今日は温かいお蕎麦を盛るどんぶりと冷たいお蕎麦用に平鉢の新作を粉引と灰釉、織部で作るためのデザインとサイズの細かい打ち合わせです。

サンプルが1月末に上がりますので上がり次第ご紹介致します。

こちらは粉引のどんぶりで、お蕎麦やお出汁が映えるような白い肌あいでシンプルなデザインです。ざっくりとした粗めの土で作ります。

その他灰釉と織部でもサンプル以来してきました。

こちらのうつわも一点一点丁寧に手作りで、きっと素敵なうつわになると思います。

今から楽しみです!

その後はお楽しみの土岐市駅のそばにある地元で有名な”洋食ちちや”さんで、てりカツ丼をいただきました。

NHKの連続テレビ小説、半分青いはこの辺り東濃地区が舞台になっており土岐市や多治見市で撮影が行われました。作者の北川悦吏子さんは岐阜の出身だそうです。1971年の設定ですが、そこかしこに当時の景色は残っています。そんなこの地域で有名なお店で創業も古く特に、てりカツ丼が有名です。甘酸っぱいトマトのソースがかかっていてとても美味しくクセになります。

こちらは和風味のラーメンも美味しく半ラーメンセット1100円もおすすめです!

お近くにお立ち寄りの際は是非味わってみて下さい。

今後は全国の窯場近くのグルメや観光スポットなども紹介していきたいと思います😄