唐津焼というものの窯跡は唐津市にはほとんどありません。
その多くは伊万里市や有田市など佐賀鍋島藩内の地域にありました。
また最初に唐津焼が焼かれていたのは岸岳の麓。そこで焼かれた器を唐津港から出荷されたためだと言います。
その起源は諸説ありますが、天正年間(1580年代後半)海を渡ってきた朝鮮からの陶工から始まります。一般的には秀吉の朝鮮出兵際、慶長文禄の役(1592~1598年)の際日本に渡来したと言われますのでおよそ430年前に彼の地で産声を上げた事になります。
その後茶湯などで人気を博すのですが、新たに日本最初の磁器が有田で焼かれるようになり唐津焼を焼いていた窯も磁器に転業、それまで保護していた波多氏のお家取り潰し鍋島藩の森林保護や増加する陶工の保護政策により衰退します。
一部生活雑器など残りますが、その多くは消滅、技術の伝承などもされずに滅んでしまいました。昭和になり唐津焼の魅力が見直され実業家古館九一をはじめ12代中里太郎衛門、数多くの研究家の尽力を得て桃山陶の復活がなされ今日唐津焼ファンの心をつかんで止みません。一口に唐津焼の魅力を語るのは難しいのですが先ずは素朴で飽きがこない、使い込むほどに表情を変え育っていきます。種類も多く無地、斑唐津、絵唐津、朝鮮、三島どれも魅力的ですが、共通して高台は釉薬がかかっていないため土味がわかりその削りなど作者の息遣いまでが感じ取れる気がいたします。
魯山人は著書の中で「なんの造作もなさそうな粗野な禿筆になるバカバカしいような絵ではありますが、しかも古今通ずる名画の味がありますね」などと評し柳宗悦は「人間が考えて作ったというより神様が作ったものと云う方がいい」などの賛辞をおくっています。
その技術は今も謎が多く現代においても作家の試行錯誤が続いています。
特に初期の岸岳の麓、飯洞甕窯や帆柱窯で発見された斑唐津と呼ばれる藁灰を使う釉薬の魅力に取りつかれ、その再現に時間を惜しまず研究を続けております。
その私の友人の手による作品をご紹介いたします。彼らは皆唐津の魅力に憑かれ故郷を離れ唐津に築窯しました。
そして400年以上前に焼かれた桃山陶に思いを馳せ日夜その再現に没頭する日々を送っております。是非その成果をご覧ください。
KI-01HJ | 白磁 蕎麦猪口 | 希望小売価格¥2,200 | 約φ75 X H70mm |
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KI-09HJ | 白磁 湯呑み | 希望小売価格¥2,500 | 約φ80 X H75mm |
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KI-09HM | 刷毛目 湯呑み | 希望小売価格¥2,500 | 約φ75 X H70mm |
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KI-10HM | 刷毛目 丼 | 希望小売価格¥4,000 | XXXXXXX |
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KI-16BK | 角皿 黒 | 希望小売価格¥4,000 | 約W180 X D180mm |
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KI-16GY | 角皿 グレー | 希望小売価格¥4,000 | 約W180 X D180mm |
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KI-17BK | 長皿 | 希望小売価格¥4,000 | 約W160 X D120mm |
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KI-18HM | 刷毛目 筒向付 | 希望小売価格¥2,500 | 約φ80 X H70mm |
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KT-01EK | 絵唐津 蕎麦猪口 | 希望小売価格¥3,000 | 約φ90 X H65mm |
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KT-01HM | 刷毛目 蕎麦猪口 | 希望小売価格¥3,000 | 約φ90 X H65mm |
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KT-01MS | 三島 蕎麦猪口 | 希望小売価格¥3,000 | 約φ90 X H65mm |
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KT-03HM | 刷毛目 豆皿 | 希望小売価格¥1,200 | 約φ100 X H20mm |
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KT-04CK | 朝鮮唐津 角皿 | 希望小売価格¥5,500 | 約W190 X D190mm |
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KT-04MK | 班唐津 角皿 | 希望小売価格¥5,500 | 約W190 X D190mm |
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KT-04KH | 粉引き 角皿 | 希望小売価格¥5,500 | 約W190 X D190mm |
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KT-05 | 粉引き 角皿 | 希望小売価格¥4,500 | 約W150 X D150mm |
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KT-06 | 三島六寸 平皿 | 希望小売価格¥3,500 | 約φ160 X H35mm |
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KT-07 | 絵唐津 平皿 | 希望小売価格¥1,800 | 約φ110 X H25mm |
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KT-08 | 絵唐津三寸 平皿 | 希望小売価格¥3,500 | 約φ130 X H25mm |
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KT-09EK | 絵唐津 湯呑み | 希望小売価格¥2,000 | 約φ60 X H65mm |
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KT-09KH | 粉引き 湯呑み | 希望小売価格¥2,000 | 約φ65 X H70mm |
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KT-09MS | 三島 湯呑み | 希望小売価格¥2,200 | 約φ60 X H70mm |
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KT-16KH | 粉引き 長皿 | 希望小売価格¥4,500 | 約φW200 X D130mm |
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KT-17B | 飴釉 まな板皿 大 | 希望小売価格¥5,000 | 約φW200 X D150mm |
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KT-17S | 飴釉 まな板皿 小 | 希望小売価格¥3,500 | 約φ60 X H70mm |
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KT-H0 | 箸置き | 大¥800 約70 X 35mm | 小¥600 約55 X H25mm |
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KM-01HM | 刷毛目 蕎麦猪口 | 希望小売価格¥2,800 | 約φ90 X H65mm |
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KM-01KH | 粉引き 蕎麦猪口 | 希望小売価格¥2,800 | 約φ90 X H65mm |
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KM-02KH | 粉引き 丼 | 希望小売価格¥4,800 | 約φ180 X H90mm |
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KM-02MK | 班唐津 丼 | 希望小売価格¥4,800 | 約φ200 X H95mm |
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KM-03MK | 班唐津 豆皿 | 希望小売価格¥1,200 | 約φ110 X H30mm |
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KM-03MKG | 班唐津 豆皿 緑 | 希望小売価格¥1,200 | 約φ110 X H30mm |
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KM-08MK | 班唐津8寸 平皿 | 希望小売価格¥4,800 | 約W240 X H55mm |
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KM-09HM | 刷毛目 湯呑み | 希望小売価格¥2,800 | 約φ90 X H65mm |
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KM-09MK | 班唐津 湯呑み | 希望小売価格¥2,800 | 約φ95 X H55mm |
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KM-10KH | 粉引き 深鉢 | 希望小売価格¥4,800 | 約φ190 X H70mm |
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KM-11CK | 朝鮮唐津 徳利 | 希望小売価格¥5,000 | 約φ80 X H130mm |
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KM-11MK | 斑唐津 徳利 | 希望小売価格¥5,000 | 約φ85 X H140mm |
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KM-12HM | 刷毛目 片口 | 希望小売価格¥5,000 | 約W145 X H80mm |
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KM-12KK | 皮鯨 片口 | 希望小売価格¥5,000 | 約W145 X H80mm |
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KM-11MK | 斑唐津 片口 | 希望小売価格¥5,000 | 約W100 X H95mm |
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KM-13EK | 絵唐津 ぐい呑み | 希望小売価格¥3,000 | 約φ55 X H50mm |
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KM-13KG | 黒唐津 ぐい呑み | 希望小売価格¥3,000 | 約φ80 X H40mm |
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KM-13KH | 粉引き ぐい呑み | 希望小売価格¥3,000 | 約φ60 X H50mm |
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KM-13KK | 唐津皮鯨 ぐい呑み | 希望小売価格¥3,000 | 約φ70 X H65mm |
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KM-3 | 帆柱砂岩斑唐津 ぐい呑み | 希望小売価格¥3,000 | 約φ75 X H60mm |
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KM-13MKY | 山瀬斑唐津 ぐい呑み | 希望小売価格¥5,000 | 約φ80 X H50mm |
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ご注意ください !!
こちらの商品は一点一点手仕事ですので若干サイズに誤差が出る場合が御座います。
唐津焼は砂岩など使う物もあり縮みや歪みが出やすく上がりも毎回少しではありますが変わってしまいます事ご了承ください。
また藁灰釉や土灰釉薬を使いますが自然のもの調合して作りますので若干の色ぶれも御座います。